東日本大震災から10日経過して
3月11日(金)に発生した、三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。
此度、我々の想像を遥かに超えた巨大地震がもたらした様々な影響は、各地で甚大な被害をもたらしています。また、各地での混乱はしばらく続くものと思います。オールジャパン体制で、心ひとつにこの難局を乗り切って行きたいものです。
元の平穏な日々は必ず戻ってきます。その日を一日も早くするには、一人ひとりの努力と協力が必要です。一人ひとりの小さな力を一つに結集すれば、必ず大きな力となります。被災地の方や、原発事故に自らの命も顧みず、日本のために戦っている方たちにエールを送りましょう。
出来る範囲で結構です、自分の貯金を被災地に送りましょう。自分の身の回りで被災地の方々に役立つものがあるのではあれば率先して送りましょう。文句を言わず、計画停電に協力して節電しましょう。パニックにはならず、買いだめは控えましょう。そして何より被災地に向けて祈りましょう。
3月19日付の日刊自動車新聞に書かれていた記事をそのまま掲載させて頂きたいと思います。
3月19日付の日刊自動車新聞 「霧灯」 より 抜粋
一昨晩、計画停電を経験した。夜7時過ぎから3時間強。窓から見える都内はいつもの夜景だが、近所は真っ暗。信号の止まった交差点で交通整理をする警察官の笛の音が聞こえてくる。
◆想像を絶する苦労の日々を送っている被災地の方々には申し訳ないが、たかが電気が数時間、止まっただけでこの上ない不便と感じる。電気だけでなくインフラ全てが止まった生活はいかばかりかと、知った顔が目に浮かび心を痛めた。
◆地震発生以降、首都圏でも電車が止まり、スーパーやコンビニの陳列棚は空っぽ。ガソリンスタンドに並ぶ車で幹線道路は渋滞している。
◆当事者からすれば日本の社会経済生活は大いに麻痺していると思うが、海外からみると絶賛に値するらしい。秩序正しく、忍耐強く日々の生活が続いていることが驚異と映るようだ。
◆17日に75円までつけた為替相場も投機買いだけではなく、想定以上の日本の底力を評価したものともいえる。しかしその過大評価が日本経済と企業に打撃を与え、復興を遅らせるだけに喜んではいられない。
◆もし原発の事故さえなければ被害地復興も企業活動再開も早く進んだろう。その被災の深刻化を海外で憂慮、外資系企業の本社移転の動きも聞こえる。今後も評価され続けるか見捨てられるか、岐路に立っているようにみえる。
in Tagajo, near Sendai, northern Japan, Sunday, March 13, 2011.
(AP Photo/Mr.Junji Kurokawa)
「こころ」はだれにも見えないけど、「こころづかい」は見える
「思い」は見えないけど、「思いやり」はだれにでも見える
宮沢章二 AC Japanより
この気持ちを大切に、今週も頑張って行きましょう。
石井社長様
ご無沙汰をしております。
東日本大震災から2週間が過ぎようとしています。
スタッフの皆様、ご家族の皆様、おかわりなくお過ごしでしょうか?
先日は、息子が余計な事をして、かえって御迷惑になってしまったかと思いましが、お許しください。
原発問題等で一進一退をしておりますが、『生かされて生きる』の言葉を胸に、頑張りましょう!