みなさんいかがおすごしでしょうか?先日不覚にも、自分自身のいびきで3回程起きてしまいました・・・自分自身がうるさくて起きてしまう位ですから、他人はたまったもんじゃないですよね。どなたかいびきに効く治療法があれば教えて下さい。

さて、先日地方に出張する機会があり、たまたま飛び込んだお寿司屋さんのお話しを今回はさせて頂きたいと思います。グルメネタはあまり書きたくはないのですが、なにしろここの店の大将の仕事に対する姿勢、熱意、そして細部に渡るこだわりに心打たれましたので少しお付き合い下さい。

人間の本当のよろこびは仕事の中にこそあると言われます。趣味や遊びの楽しさも仕事の充実があってこそ得られるものです。もちろん、仕事とはいつも楽しい事ばかりではなく、辛い事や苦しい事も付きもので、その苦難を乗り越えて行くところにまた醍醐味があり、だからこそ「人」として成長していけるし、仕事を通じて得られるよろこびはまた格別なものがあるのです。

「一生鮨道」の看板が見えると思います。この言葉は店主が考え店主が書いたものを知り合いの方が彫ってくれたそうです。多くは語らなかった店主ですが、言葉一つ一つに重みがあり、そして深みと渋みがありました。そしてなによりこの看板の文字が全てを物語っていました。

一流が醸す店づくりとは一体何か?それは味はもちろんなのでしょうが、食事は五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)で感じ楽しむものです。そしてここに店主たちがつくりだした「おもてなし」の心、サービスが加わることにより、我々は本当の意味の「おいしさ」が味わえるのではないかと思います。

フランチャイズ展開で店を大きくしメジャーになる、上場して富と名声を掴む、グローバル経営で多角化を図る。我々ビジネスマンはこんなことも考えます。しかし、自分の腕一本で自分の出来る事を精一杯極め、そして深堀をしていきお客さんの悦びを我が喜びとして行く。まさにこれは日本の素晴らしい文化・伝統を継承していく本流です。

ガリの置き方一つとってもまさに芸術品、まるでチューリップのつぼみが立っているかのようでした。毎日毎日の繰り返しの中においても、きっと大将はお客さんがどうしたら喜ぶかを考え、そして工夫しているんだと思います。繰り返しの中に創意工夫を盛り込む事、これは我々にとっても大いに参考になるはずです。さぁ、今週もハリキッテ行きましょう~(^_^)/

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  1. 石井社長様
    ご無沙汰をしております。
    『極』とても重みのある言葉ですね!
    私の友人にも料理人がいます。彼は、お寿司屋の二代目として修行して現在お店を譲り受けました。
    現在は、お寿司屋の看板を下ろして、旬彩会席『田和』として新たなるスタートをしています。
    先代の大将も私の先輩です。還暦を機に息子に全てを任せられたところは、私にできるのだろうかと今も不安です。
    話がずれて何を御話していたのか?いつもすみません!
    オヤジさんの跡を継ぐ為に料理の修行をされた息子さん、その修行の中で新たなる時代背景の中、決断する力、息子へ今までの築き上げたものを全て渡し、今迄と違ったビジネス展開への理解、言葉では言い表せない親子の『極』も、そこにあったのでしょうね!
    何時もの如くとりとめの無い文になってしまいごめんなさい。
    私自身石井社長に御指導頂き、息子と共に自動車リサイクル業を『極』て行きたいと思います。
    今後とも宜しくお願い致します。
    安城文化&ゴルフコンペをまた5月に行いましょうか?御案内致しますので宜しくお願い致します。

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