第2回 世界5Sサミット2014足利
みなさんいかがお過ごしでしょうか? 今年の夏頃から自宅の庭にモグラが出没しだし、小さな泥の山だらけになってしまい困っています。モグラ叩きとはよく言ったもので、いくら山を埋めても翌朝は新しい山が出来ており、ほとほと困っております。モグラ撃墜方法をご存知の方、どうかご教授ください。
さて、去る11月6日から7日の2日間、5S(整理・清掃・整頓・清潔・しつけ)活動で街興しを図る地元足利市では、第2回となった世界5Sサミット2014足利を開催致しました。総勢400名を超える参加者、そして19の国からの参加者によるサミットは大いに盛り上がり、足利流5Sの素晴らしさを国内外の参加者に発表することができたのです。では、足利流5Sとは何か、簡単に言えばこんな感じです。
① 楽しんで行う。
➁ 採点しない。
➂ 期限を設けない。
④ マニュアルを作らない。
⑤ 一人ひとりが主役。
通常の改善活動とはだいぶ違うことが伺えると思います。できることからできる人ができるだけやっていく。無理をしない、強制をしない、怒らない。戦国三大武将の一人徳川家康が言ったとされる言葉で、「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」の名言に似ているかも知れませんが、もっと言いますと、松下幸之助さんが論じた「鳴かぬならそれもまた良しホトトギス」に近いかもしれません。ハードルが低いから続ける事ができる。決して無理をしないから誰でも参加することができる。エコアールでは足利流5Sを取り入れ、今年で13年目に突入しております。
開会式の様子(メイン会場となった栃木県南地域地場産センター)
5S現場見学会に訪れてくれた方々
足利流5Sを生み出しそして推奨し、今もなお精力的に活動されている木村先生。今や世界に発信するまでに発展しております!
基調講演でお話してくれた地元選出の茂木敏充代議士(前経産省大臣・現自民党選対委員長)が話していましたが、業績の良い会社に共通していること、それは社員の挨拶が素晴らしく5Sが職場に行き届いていることですと仰っておりました。
我々のような中小企業が今後も生き延びていくためにどうしたら良いか。それはやはり大きな事は出来ないので、小さな改善の積み重ねをして行く他ないのではないかと思ってます。消費税も上がるでしょう、益々現状は厳しさを増すはずです。
そんな中でも何か「ピカッ」と光る会社にして行くために必要な事はやはり「5S活動」の推進ではないかと思ってます。いずれにしましても、サミットを成功裏に導いてくれた関係各位に心からお礼を申し上げ、この場を締めたいと思います。さぁ、今週もハリキッテ行きましょう~\(^o^)/