金融危機は金融鬼気?それとも金融嬉嬉?

みなさんいかがお過ごしでしょうか?今回はちょっと真面目にそしてちょっと長めに書かせてもらいます。みなさんのご意見色々お聞きしたいです。

さて、経済状況は悪化の一途を辿っております。日本が世界に誇る自動車メーカーも苦戦を強いられ、多くの自動車メーカーが減産を打ち出し、労働時間の調整や契約社員の解雇を余儀なくされ、自動車業界は大きな調整局面をむかえております。

やはり外需頼みな日本経済の弱さがここに来て露呈された感もあります。ここは何とか内需を盛り上げなければなりません。政治家でも何でもない私ですが、僕は提言したいです。

内需盛り上げ政策として、例えば消費税を向こう一年間免税!この間にどうぞ迷ってるお父さん、家を建てて下さい!どうぞ躊躇してる企業さん、設備して下さい!どうぞ車に興味の無い若者のみなさん、新車を買って下さい!と。

やはり、土地が売れ、家が建ち、ものが売れ、物流し、資金が動かなければいけません。ここが経済復興の原点です。しかしここにプラスアルファの発想が必要です。それはみなさんもお気付きのエコ的発想です。

または、こんなのはどうでしょうか? 商用車は15年経ったら強制廃車にする制度を創設!しかし、不況で大変な企業ばかりですから、そんなことは言ってられない企業がほとんどです。ですから、その買換えのための助成金制度を創設します。国内CDM制度をこんなところにも流用したらどうでしょうか?

思い出しますと、石原都知事さんの排ガス規制は、お見事でした。黒煙まき散らしながら我が物顔で走っていた古いトラックは東京から消え、東京近郊の上空は以前から比べたら格段に改善されました。

そして日本の排ガス浄化システムは企業間の開発競争が 一気に加速して、ハニカムセラミックの技術が、世界で大活躍しました。 地球全体の環境最適化に一歩貢献したのです。また、トラックメーカーにも特需が起き、結果、大いに自動車業界は盛り上がり、息を吹き返したのでした。

給付金制度も良いと思いますが、もっと大胆に、使うべき金額や用途、そして中長期的に物事は考えるべきだと僕は思います。例えば、今回の金融危機。確かに百年に一度の災害だと思います。

そしてさらに、ちまたでは相当な打撃です。僕の友人の一人である、孫請け自動車部品メーカーの○○専務はここのところ資金繰りが付かず、とうとう子供のお年玉まで手を付けいる状態との事です。。。

また、もう一人の友人は建設業を営んでおります。世間で言う銀行の貸し剥がしをされ、資金繰りが付かず廃業に追い込まれそうだと言うのです。銀行側のお話しでは現在貸している資金は金利が高いので、一回整理をしようと相談があったそうです。

そこで、ノンバンク系から高金利で資金を調達し、メインバンクと清算をした。そこで再度安い金利でメインバンクからお金を借りようとしたら、あなたの会社の業績ではもう貸し出しは出来ませんと言われ、断られたというのです。

話しが違うのでは!と問いかけたが、銀行側の説明は我々も厳しい状況なのです、銀行も株式会社なので損は出来ませんと、返って泣きつかれたそうです。

これは百年に一度の災害?もしくは百年に一度のチャンス?どっちなのでしょうか?

要は危機か鬼気か嬉嬉かです。同じキキと読みますか意味は全く違います。キキキリンさん、元気ですか?・・・いやいや、例えば人材育成を考えてみましょう。

人材とは、人在(ただ会社にいるだけの人)、人罪(会社に危害を加える人)、人済(用済みの人)、人財(繁栄を生む人)と色々な意味を為します。

当然、我々経営者も同様、軽営者(経営を軽んじている人)、刑営者(罪を作りながら金をつくっている人)、系営者(連結子会社で親会社のいいなり経営をしている人)、形営者(体裁だけつくっている経営者/世間体重視者)、敬営者(目の前や過去未来すべてに感謝し発展型経営を出来る経営者)、慶営者(人様のお役に立てることが全ての喜びと考えられるの経営者)と、千差万別です。

でも経営者も従業員のみなさんも、100年に1度のこの時代を生きれる、または経験できる時代を生きられる事は逆を言ったらラッキーですよね?この時代を生き延びるために、より筋肉体質の企業に生まれ変わらなければいけません。

何を訴えていると思いますか?

さてさて株価。どうですか?大暴落中です。でもここ見て下さい。めちゃめちゃチャンスですねー(^u^)

さて、社内教育。どうですか?今までおざなりになってた部分。教育出来ていなかった部分。チャンスですねー(^u^)

さて、経費関係。どうですか?今までな~な~で来てた部分。見直すチャンスですねー(^u^)

さて、お客様との関係。どうてすか?通り一辺倒になってなかったですか?CHANCEですねー(^u^)

さて、夫婦の関係、親子の関係、どうですか?見直すチャンスですよねー(^u^)

そうです、物事は全て表裏一体、光があれば影があるのです。みなさん、この今を楽しんで生きていこうではありませんか!人様が真似できないオンリーワン企業を目指しましょう!それこそが、我々が存在する意味でもあるし、そしてそれこそがビジョンでもあるのです。

お蔭様で、前期売上高40億円を達成致しました。これもみなさまのお陰です。本当に感謝いたします。これからもみなさまの縁の下の馬鹿力として社員一同継続的にがんばります!よろしくおねがいします~(^u^)//

金融危機は金融鬼気?それとも金融嬉嬉?”への 0 件のコメント

  1. いつになったら

    「株式会社エコアール 神戸支店」

    できるのかな~

    首を長~~くして待っとります( ̄ー ̄)ニヤリ

  2. いつも楽しく読ませていただいております。
    石井社長にはいろいろ叱咤激励をいただき本当に苦しいときに助けていただきました。
    今回の世界景気の減速でいろいろな企業が未曾有の事態にさらせれておりますね。

    しかし、こういう時代を過ごす事はなかなか無いチャンスかもしれませんね!
    時代を少しでも、先読みしないと、大変な事になるかもしれません。
    物事にも流れがあり、その流れに乗った方がうまくいくし、流れに逆らった
    事をすると、余計な時間や面倒な事が起こる場合があります。
    でも、優先順位は自分の感情、直感です。流れに任せるのは、そのあとです。
    流れを気にして本音と違う事を選ぶと、「あっちがよかった」という思いが
    根底に残っているので、その先に続く流れはやってこなくなります!
    自分に言い聞かせて理由づけで選ぶこと事態が、直感無視になります。
    1番初めは自分の感情が「快」になる方を選ぶ事を心掛けたいと思います。

    今後も活躍を期待しております。

  3. 石井社長様へ

    ご無沙汰しております。いつも素晴らしいコメント楽しみに拝見させて頂いております。
    社長に是非とも総理大臣になっていただき、日本経済を立て直してもらいたいです。
    と・・・・・・・・・思うこと事態が駄目なのでしょうね!

    誰かがやってくれる!私のせいじゃない!などと、あまえた心で、切り開こうとしない自分自身が、現状を引き起こしているのでしょう!

    昨日もある団体(238名参加)の事業がありました。例年通りの事業でなく、新たなチャレンジを仕掛けたものです。するとどうでしょう!最初は、反対していたメンバーも、やってよかったなー、なんて、それぞれが、知恵と力を出して、より強固な絆と友情を深める事ができました。

    私たちは、戦後の安定期に育って、自分自身の持つ知恵と能力を本当の意味で発揮していないような気がします。

    社長の仰るとおり、すべての意味においてチャンスだと思います。
    この次期こそが、成功への種を育てているのでしょう!

    PS.消費税のお話など、大賛成です。食に関することだけでも期間限定ですべきでしょう!

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