男女関係を考えてみる

みなさんいかがお過ごしでしょうか？米国のデフォルト問題もとりあえずは最悪の事態は回避されたようですが、これは本質の問題には手を付けず、先延ばししただけの仮処置みたいなものですから、今後も注視が必要かと思います。米ドルを大量にお持ちの方、今のうちに全部使い果たした方が今後のためかもしれません。

さて、久し振りに米国に行き色々なものを見てきました。先ずここでご紹介したいのは何と言ってもレディーファーストの世界です。我々日本人男性は、どうもこの辺の気の回し方が足らない事を痛感した次第です。

車のドア開閉、エレベーターの順番、レストランでのさりげないこなし方、ちょっとした振舞い‥等至る所でこのレディーファーストの風景を見かけたワタクシは、その度我々日本人男性の気の利かなさを痛感した次第です。でもみなさん、本当は我々日本人男性が一番女性を信頼してることをご存知でしたか？外見なんかのレディーファーストではなく、実は我々は心底からレディーファーストを実行してるんですよ。

ではそれは何でしょうか？女は黙って俺の背中についてこい！これは今の草食系男子(装飾系とも言うらしいです)にはわからないかもしれませんが、我々が若かりし頃(この言葉を出すようになったらおやじの仲間入りってことらしいです)は、それはそれは見栄を張り、こんな感じでやってたもんです。

お金なんかないのに絶対誰もが割り勘などはしませんでした。ケンカなんか弱いくせに、何かあったら俺が守ってやるから安心しろなんて言いながら、街で怖いお兄さんに行き会ったら絶対に目は合わせないようにして、それでも彼女の前ではかっこつけて俺が一番ケンカは強いんだぜ！なんて言っていました。

かっこいい男は絶対に女の前では泣かないよ、何て言っておきながら、映画館ではあくびした振りして一人で泣いていたもんです。もちろんオ〇ラもしません、万が一間違ってコックが開いてしまった日には、急いでその場から立ち去り何もなかったような顔して彼女の後ろ側に回ったものです。

話しがだいぶそれましたが、要は何が言いたいか・・・それは日本の家庭を持った男性諸君のほとんどは全ての収入(財布)を奥様に預けている事なんです。これは世界どこを見回しても、我々日本人男性のみが実行しているスゴワザなんですね。レディーファーストを気取っている欧米のかっこいい男性諸君は実は財布の紐はしっかり自分で握っている。

でも、我々日本の男性諸君のほとんどは自ら汗水たらして働いた報酬のすべてを奥さんに授けるんです。そしてスズメの涙ほどのお小遣いで生計を立てているんですね。これってどうですか？みてくれの、かっこつけのレディーファーストなんかより、よっぽどレディーファースト＆リスペクトしているんじゃないでしょうかね？

どうでしょうか？決して欧米のかっこいい人達をひがんでいるわけではなく、純粋に日本の女性に訴えたいんです。外面ではなく、真のレディーファーストを実行しているのは我々だっていう事を！

さぁ、今週もハリキッテ行きましょう～(^^)v