祝!三和会

みなさんいかがお過ごしでしょうか?この時期の立て続けのゲリラ豪雨。ゴリラ豪雨とは良く言ったもので、ウフォウフォと本当にものすごい勢いで降り続けます。バカな事言って無いで本題に戻りたいと思いますが、くれぐれもみなさん身の回りには気を付けて下さい。

さて、先日おじ夫婦と従兄弟が運営している 社会福祉法人三和会 の35周年記念並びに、 特別養護老人ホームの山笑(さんわ) 竣工記念式に出席して来ました。

「基本的人権の尊重」と「人は差別をしない・されない」とする社会づくりのため、障がい者福祉を通してこれを実践し、貢献していきます。 福祉サービスを利用する皆さんの「人としての尊厳」にふさわしい環境と、多様なニーズに対応できるサービスの提供を旨とし、新たに動き出した障がい者自立支援法の意図する「福祉から雇用へ」の実践に積極的に貢献し、可能な限り挑戦します。

これは三和会の理念です。この理念を一貫して曲げることなく歩んできた三和会は、身内とは言え感銘を受けます。そして何より35年間もの間、実践してこれたバックボーンは、やはり縁の下の力持ちである、職員一人ひとりのみなさんの並々ならぬ努力ではなかったのではないかと思います。

弊社会長も3代目理事長として15年間、三和会を支えてきました。(左側:感謝状を読んでくれている現理事長の藤沢敏孝氏、右側:弊社会長の石井正勇)

「人」によって「人」を支える。 言葉で言うのは簡単ですが、これが知的障がい者となると少し話しが変わってきます。ワタクシも幼少の頃、よく父に連れられ施設に遊びに行きました。最初は受け入れる事が出来ず、戸惑ってばかりいたことを今でも思い出します。

ところで日本における年間の自殺者って何人いるか知ってますか?驚かないで下さい、1998年以降、毎年3万人を行ったり来たりしてるんです。これって東日本大震災で被災されてしまった方々の人数を遥かに超える数なんです。

もちろん、そこに至るまでは様々な理由があったからこそであり、軽々しくワタクシがこの場で言えるものでないことは理解しています。しかし、上を見たらきりがなく、下を見てもきりがない。自分が「幸せ」かどうかは、常に「他人」が決める事ではなく、「自分」が決める事です。そして、それは自分の「心」が決める事だと思ってます。

では、「幸せ」とは何か? それはどんな状況であれ、 「心」 が満たされている状態の事を言うのではないかとワタクシは思ってます。

ここで言いたいのは何か。それは、我々はそのようなこと全てを自分自身で考えられるという事。命の重みを理解できるという事。そして何より困った時は、相談する相手が必ずいるという事なんです。では、知的障がい者の方々はどうでしょうか?・・・こんな事も考えてみる必要はあるのではないでしょうか?

未来の福祉を熱く語るまさしくん、まさしくんなんて言ったら怒られるか(笑)。三和会を支える藤澤家長男です。ワタクシたちは、自動車リサイクラーとして頂点を目指します。まさしくんたちは、施設を利用する方々全ての心と身体の支えとして、頂点に君臨する福祉を目指して頑張って下さい。

当日の会場の庭にあった噴水です。三匹のカエルが仲良く水遊びしていました。三和会の名前の由来って何だろう?そんなことを考えさせてくれたカエルたちでした。

明るい未来は向こうからはやって来ません。我々が自らの手で創りだして行くものです。さぁ、今週もハリキッテ行きましょう~ (^_^)/

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