耕作放棄地の活用が日本を救う?
みなさんいかがお過ごしでしょうか?タイトルを読んでなぜ自動車リサイクル業のワタクシが農業のお話を?!と思われた方、本当にその通りで素人のワタクシが口を出す問題ではないと思いますが、ある記事を読んでいたらなるほどね~と思いましたので、今回書かせていただきました。
そもそも耕作放棄地とは何か?簡単に言いますと、農作物が1年以上作付けされず、農家の方が数年内に作付けする予定が無いと回答した田畑や果樹園の事で、世界農林業センサスで定義づけられた土地の事です。日本は少子高齢化や人口減少が著しくなってきているにも関わらず、自給率が下がっているのです。
これらの理由の一つとして、一次産業の担い手不足や現役農家の高齢化等が言われているそうですが、やはり根っこの部分の問題としては1次産業がビジネスとして成り立ちにくい、儲かりにくいという現実の問題があると思います。最近では6次産業化を目指し、一次産業自体を活性化させる動きもあるようですが、現状としてはまだまだ一部の方々の活動のようです。
さて、耕作放棄地で何ができるか?という事ですが、野菜をつくったりフルーツをつくったりと色々な農作物をつくることができます。しかし、耕作を放棄した土地ですから、何かしらの理由がそこにはあったはずで、このような土地をまた生き返らせ、人々の手間を掛け天候にも左右される農作物をつくっても、安定した収入を得るのはやはり難しいのではないか?と、我々素人でも判断出来てしまうのが現実かと思います。
しかし、この記事に書かれていたことは「なるほど~」それならワタクシが定年退職した後でも出来るんじゃないか。安定した収入も得られて、景観も保たれて、ある程度の地元の雇用にもつながって、ハイジの世界がつくれるんじゃないかな?と思ったのです。かなり前置きが長くなりましたが、ずばり「和牛の放し飼い」です。
このケースは和牛を約100頭放牧し、年間約20頭を出荷、約1千万円の収入が得られるとありました。餌代はほとんどタダ。なぜなら、地面に生えた草で十分だからだそうです。糞尿もそのまま放置。なぜなら、土地の肥料となって土が元気になるからです。牛たちも放置。なぜなら適度な運動ができてストレスがなく、美味しいお肉になるからだそうです。
牛舎で飼育する場合どうでしょうか?土地、建物、飼料、糞尿処理、人手、近所への配慮、朝の出勤も早く休みも取れません。とても大変な作業だろうなって簡単に想像できますよね。でも、この耕作放棄地を活用したらどうでしょうか?まさにアルプスの少女ハイジの世界でもって、楽しく仕事が出来るんじゃないかな?(あちらはヤギですが)
本業の方を差し置いて、しかも現状を全く知らない素人のワタクシが、勝手気ままに書いてしまい本当に申し訳ないと思うのですが、こんな活用方法なら「あり」じゃないかと思い書かせてもらいました。本業も儲かってないんだから、お前は本業の事だけ考えてしっかり仕事しろ!って声が聞こえてきましたので、今回はこの辺で終了します。さぁ、今週もハリキッテ行きましょう~\(^o^)/