地球は一人ひとりの心の中に

最近丸いものを見るとなぜか地球を想像してしまう自分・・・これは家内が趣味で作っている苔玉ですが、こんなものを見ても地球を考えてしまう自分がいます。今、地球上では色々な事が好むと好まざると日々様々な事が起こって行きます。

とある方からこんなお話しを頂きました。

この度の大震災が21世紀初頭に東日本に来襲し想定外の甚大な犠牲者と被害をもたらし、加えて人類が築いてきた文明の利器がことごとく消滅しただけではなく、原発の廃炉を決断しなかった人意的な欠如に対する天(地球)からの警鐘であると。

 今から25年も前に、「ニューサイエンスと気の科学」の序文にこんなことも書かれていたそうです。現代における科学・技術の発展は、人類の運命に対して、双頭のヤヌスの神のような二つの顔を見せている。科学・技術が示す一つの顔は、人類の未来を明るく照らし、豊かで快適な幸福を私達に保証する光の神の顔である。

そしてもう一つは、世界と人間とに恐るべき破壊をのぞかせている暗黒の神の顔である。我々は今日、このような二つの顔をもった神に直面している。と・・・

 

2011年3月11日、もう一つの破壊と暗黒の神が人類を睨んだ。ですから、人類は自然界の恵に生かされているのだと気が付かなければなりません。 それは、化石資源を搾取し大量消費してきた近代西洋文明による人類に対する天罰かもしれない。

 日本人のこの大災害時の被害者と国民の秩序有る行動は、苦難に耐え忍び、それをみんなが支えている様相は諸外国には不思議に写っている半面、感動した人々が多いと思いますが、 今日本は、この大災害を乗り越えようと、みんな一緒に元気を出して頑張っています。

 この・おたがいさま・の心が日本人(DNA)が、世界人類の未来を築く試練なのかもしれない・・・。

(日本発の世界再生) に向けて、我々一人ひとりが着実に出来る事をやっていくということだと思います。そして地球とは我々一人ひとりの「心の中」に存在するものであり、共生の道を歩まなければ、人類の繁栄もあり得ないという事。エゴな心はエコな心に変えていくことこそが大切なんだと。 

そして今の政治家のみなさん、この「おたがいさま」の心をぜひ国民のために・・・日本の再生はみなさんの覚醒なしには成し得ることは出来ません。挙国一致が今求められています。 国民のため、日本のためと思い行動してくれるのであれば、バカな茶番劇はもう止めて、その思いぜひ違う方向に発揮して下さい。これはみんなの願いなのです。

さぁ、今週もはりきっていきましょうー(^_^)/

復興に向けて

エコアールでは大変微力ながら東北地方の復興作業の一助を担うべく、被災車両の撤去をお手伝いしております。エコアールが誇る優秀なスタッフ、現場の精鋭部隊がこのように日々現地にて活躍し、不幸にも津波によって流されてしまった車両を一台一台撤去しています。

被災地のみなさまとの協働作業、様々な困難に遭遇して行く中、安全第一を心掛け撤去作業をしています。30~40万台もの車が流された東北地方。復興への道のりはあまりにも長くて険しいですが、我々も微力ながら息の長い復興支援をさせて頂くつもりです。1人はみんなのために、みんなは一人のために。今、この言葉をかみしめております。

さぁ、今週もハリキッテ行きましょうー(^_^)/

金の卵

みなさんいかがお過ごしでしょうか?とても爽やかで過ごしやすい季節になってきました。風が心地よく軽やかですね。アウトドア派にはもってこいの季節となってきました。

さて、この「金の卵」、「金のた〇」ではありません(苦笑)。オヤジギャグはさておき、我々アラフォー世代以下は高度成長期もバブルも知らない、長く出口の見えない平成不況の中生きています。しかし日本は敗戦後、ボロボロになりながらも大きな夢や目標に向かい突っ走っていました。

混乱の戦後を支え、日本再生に向かいがんばられた素晴らしい方達のお陰で、我々は今、豊かな暮らしを得る事が出来ました。そして日本は成長期を過ぎ成熟期を迎え、今となっては衰退期をただ歩んでいるようにさえ見えました。

しかしこの震災を受け、人々の考え方は大きく変わったと思います。ピンチをチャンスにとあります。あまりにも本災害をこのピンチャンに置き換えるのは軽率だと思いますが、日本がもう一回再生し、また黄金期を迎えるためにはある意味絶好のチャンスだと思います。

日本人のアイデンティティー。それは逆境に追い込まれた時に発揮する ( 真の強さ ) だと思います。時計回りの経済、右肩上がりの経済を見直す勇気、今こそ真の循環型社会形成に向け、一歩を踏み出す時です。

「金の卵」を発掘するのは「人」。また育てるのも「人」。そしてだめにしてしまうのもこれまた「人」。そしてなにより「金の卵」になろうとする意志。若者たちよ、日本は必ず再生します。希望を持とう、目標を持とう、そして勇気を持って一歩前進して行こう。

明治維新、敗戦・・・ピンチをチャンスに変えてきた日本人の強さ。脱先進国ボケをして、昭和の精神を取り戻し、また明るく楽しい日本を共に創って参りたいと思います。そして、エコアールは自動車リサイクルを通じ日本復活の一助を担います!さぁ、今週もハリキッテ行きましょう~(^_^)/

今年のイチジク

みなさんいかがお過ごしでしょうか?タイトルを見てヘンなことを想像したあなたっ!だめじゃなぁ~い~・・・って、実はワタクシですね(汗)

さて、今年も自宅で実ったイチジク。豊作の予感です!

カラスに食べられる前に収穫して、大地からの贈り物に感謝して食すとしよう!

使い捨てライターを考えてみよう!

みなさんいかがお過ごしでしょうか?そう言えば少し前に、パスポートの更新のため足利市役所に行ってきました。椅子に座って順番を待っていたところ、何と隣りにあの菅家さん(足利事件で一躍時の人となった方)がいるではありませんか!

思い切って話しかけてみました。その節は色々大変でしたね、さぞご苦労された事と思いますから始まり、最後はその革ジャンお似合いですね!とってもいいですよ!で閉めたのですが、菅家さん、ぼそっとこれ(ビニジャン)だよって・・・ フォローに大変困りましたがいずれにしましても、菅家さんには素晴らしい余生を過ごして頂きたいと思います。

さて、主題の使い捨てライターですが、元祖って実は日本だったっんですってね?(株)東海の創立者、故新田富夫氏が1972年、前身の東海精器を設立し、75年に百円使い捨てライターを考案、「チルチルミチル」の名前で売り出したそうです。

瞬く間に高級ライター市場を蹴散らし、世界を席巻したのは周知の通りです。しかし、この使い捨てライター、構造が簡単なだけにあっと言う間に中国の安い製品が流入し、日本製使い捨てライターは市場から余儀なく撤退して行きました。

そして近年、その日本製使い捨てライターを圧倒してきた中国製の使い捨てライターが再び窮地に陥り始めているとの事。理由は、「世界的禁煙の高まりによるライター需要の減少、そして中国製よりもさらに安価な商品の流入との事らしいです。

時代は繰り返されるんだなと思いましたが、これらの事象を通じて我々に何かしらのヒントを与えてくれているな?と思うんです。

1つには、百円使い捨てライターのイノベーションは可能ではなかったのか?という事です。もう1つには、安価な人件費で日本製を打ち負かした中国製が今、同じ現象で他国から追随を受けている事実です。

先ず1つ目の百円ライター革命ですが、先ずは使う側の心理を改善する必要がメーカーサイドに必要ではなかったのでしょうか?ただ安い商品を作り続けていれば、それは売れていくから良いのではなく、安い商品でもそれなりの付加価値を日本製はつくることができなかったのでしょうか? 要は訴求です。

これは単にLEDライトを付けたりとか、人気キャラクターを付けるとか、粗品で名入れにしてとかそう言った類のお話しではないと思います。では何か?みなさん、おわかりですね。そうです、環境や義援もキーワードの1つです。でも、まだもう1つや2つ、大切なキーワードがありそうです。良く考えてみましょう。

次に人件費です。日本が安価な市場から撤退した事実はここに大きな原因がありましたが、いずれ中国でも同じ現象が必ず来るはずです。そして中国製品を打ち負かした他諸国の人件費も同様、いずれは上がっていきます。これは今、日本全体が抱えている大きな問題の1つです。

今我々が置かれた状況を変えることは出来ません。今後も少子高齢化に始まり、環境破壊や地球温暖化、格差社会や若者の車離れ、高齢者孤独死や年金問題、そして何より被災地復興など、多くの問題を抱えながら日本は進んで行くものと思います。

しかし、この様な市場でもどんどん業績を上げられている企業はたくさんあります。上手く行かない理由を政治や他の問題にすり替えるのではなく、先ずは今、何がどのように上手く行っていないのか、その原因はどこから来ているのか、外なのか内なのか、またどうやったら問題を解決し道を切り拓いて行けるのか、等を共々考えていく必要がありますね。

さぁ、今週もハリキッテ行きましょう~(^_^)/

Give & Give の精神は、実はTake & Takeにつながるんですね

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?今年のゴールデンウィークはぜひ東北に出かけましょう。素晴らしい景色と美味しい料理を堪能し、東北の素晴らしい方達とふれ合い、今年前半の疲れを癒し英気を養いましょう。

さて、ちょっと季節外れではありますが、かさじぞうの話しって知ってますか?ある雪深い地方に、すごく貧しい老夫婦が住んでいたそうです。年の瀬がせまっても、新年を迎えるためのモチすら買うことのできない状況でした。 そこでおじいさんは、自家製の笠を売りに町へ出かけました。しかし、笠はひとつも売れなかったそうです。

吹雪いてくる気配がしてきたため、おじいさんは笠を売ることを諦めて帰路につきました。吹雪の中、おじいさんは6体の地蔵を見かけると、売れ残りの笠を全部お地蔵さまに差し上げることにしました。しかし、手持ちの笠は自らが使用しているものを含めても1つ足りない。

そこでおじいさんは、最後のお地蔵さまには手持ちの手ぬぐいをかぶせ、何も持たずに帰宅しました。おじいさんから訳を聞いたおばあさんは、「それは素晴らしいことをしたね」と言い、モチが手に入らなかったことを責めなかったそうです。

その夜、老夫婦が寝ていると、家の外でドサッと何か重たい物が落ちたような音がしました。そこで外の様子を伺うと、なんとモチをはじめ様々な食料、財宝がつまれていたそうです。老夫婦は手ぬぐいをかぶった地蔵を先頭に、6体の地蔵が去っていく様を目撃したそうです。そしてこの贈り物のおかげで、老夫婦は無事に年を越せたそうです。

どうですかこの物語?これぞ一切の見返りを期待しない、Give&Giveの精神がつくりだした世界だと思いませんか?主題に書きましたタイトル。これってビジネスのみならず、より良い人間関係を構築して行く上で、とても重要な事だと思うんです。

さぁ、今週もハリキッテ行きましょう~(^_^)/

マナーは大切に

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?今週からはノーマルモードで行きましょう。季節は春真っ只中です。春と言えば出逢いと別れ。今でも思い出すと胸が熱くなるのは中学の時の卒業式。当時、中学一の熱血教師でもあり、ワタクシの恩師でもある、あの武闘派の遠藤先生が、最後の言葉を教室で我々に伝えてくれていた時、思わず涙し、黒板の方に振り返り、肩を震わせ泣いていたあのシーンを思い出します。

その大きな背中を見て、我々も一同号泣・・・そして次の瞬間我々は、えんちゃーん!って叫びながら、次々と教壇の上に行ったのでした。そしてみんなで肩を抱き合い、共に泣き、別れを惜しみ、そして感謝の気持ちを伝えました。本気で怒られ、本気で殴られ、そして本気で褒めてくれた遠藤先生。当時が今でも懐かしいです。でも、えんちゃん、鼻の下にキラッと光っていたあの水分、僕は見逃しませんでしたよ(笑)

さて、おじさんの昔話しはこの辺にして、相も変わらずエコアールでは、全社員による早朝清掃を第一土曜日、第三土曜日に行っております。ご近所の方々にも、だいぶ浸透してきたようで、最近ではありがたいお言葉も頂けるようになりました。

でも、どこを見渡しても必ずあるのはゴミの数々。正直、なんで捨てちゃうんだろう?って疑問に思います。自分の徳も一緒に捨てちゃもったいないですよって、説教したくなっちゃいます。大きなお世話かもしれませんが、拾う側になってくると、そんな心になってくるもんです。

正直ワタクシも、若かりし時はポイポイやっていました。当時は何にも気にならなかったんですね、悪いことしてるってわからなかった自分が恥ずかしいです。ですので、我々の取り組んでいる姿を見て、今ポイポイやっている方たちの心が、少しでも立て直ってくれればいいなって最近は思っています。

社員のみんなも朝早く来てくれ文句一つ言わず、嫌な顔いっぱいして(笑)取り組んでくれています。我々のやっていることは微々たるもんですが、継続していく事で大きな力になっていく事を信じ、これからもコツコツやって行きたいと思ってます。

最後になりますが、これはぜひ書かせて頂きたいって思いましたので書かせて頂きます。天と地との差がある東電と弊社ですが、今、超優良企業だった東電の行方が危ぶまれています。確かに、福島周辺の方に限らず日本に住む多くの方達が、大きな被害を受けています。

原発安全神話は崩壊し、今様々な議論が出ているのも事実です。でも、東電がつくりだした電気の恩恵を受けているのは我々国民一人ひとりです。また、悪の枢軸とさえ言われている東電ですが、その東電は日本国政府の指導の下、原発を推進してきたのではないでしょうか?

そして、日本国政府は誰のどこの国の指導の下、このようなエネルギー政策を推進してきたのでしょうか?もはや原発がつくりだす電力は、ある意味グローバルスタンダードです。被災され、地震・津波・原発に苦しむフクシマ、そして日本の今の現状をぜひ教訓に、今後のエネルギーグローバルスタンダードを見直すきっかけにして頂きたい、切に願います。

安価なはずの電気をつくりだす機械は、一度暴走したら誰にも止める事は出来ません。そしてこの機械がもたらす被害は多分、我々の孫の代まで問題を引きずるでしょう。本当にこれが安価なんでしょうか?本当にこれが安全なんでしょうか?

これは日本の問題だけではないはずですよね?輸入制限もわかりますが、全世界でここは絶対に議論を交わし同一の方向を見い出して行くべきだと思います。この素晴らしく青い地球を次世代に残す今を生きる我々の責務として。

さぁ、今週もハリキッテ行きましょう!

現実

先日被災地に行って参りました。テレビで見るのと実際自分の目で見るのでは雲泥の差で、本当に大変な状況が目の前に広がっていました。規模がとにかく甚大で、復興への道のりは遠く険しい事を痛感し、自然の力の前では人間の力など本当に無力なんだという事を実感しました。

一ヶ月も経過したのにまだこの状況なのか・・・正直心が沈みました。至るところに広がる瓦礫の山、被災車両がまるでつぶれた空き缶のようにゴロゴロと転がっている街並み、つぶれた家屋に工場、ゆがんだ道路、動かない信号、曲がったまんまの電柱・・・

それでも多くの人達が、現実の厳しさを受け入れながらも明日を信じ(復活)に向けがんばっている姿を見て、我々も出来る事をしっかりやらせて頂き、被災車両の撤去という形で復興の一助を担わせて頂こうと、社員と共に心に決めました。

地元スポーツ店阿部社長考案 がんばろう日本のノボリ旗

多くの地元の企業がその趣旨に賛同し、掲げています。

日はまた昇ります。朝の来ない夜はありません。出口のないトンネルはありません。しかし、現状では本災害を受け、多くの企業が甚大な被害を受けています。これは被災地に限らず、被災地以外でもその影響は計り知れません。今後さらにこの状況は悪化すると予測されています。

しかし、夜明け前が一番暗いんです。ここは性根を据えどっしりと構えて、長く厳しい戦いに臨んて行く覚悟が必要です。でも、ただやみくもに戦ってもそれは体力を消耗するばかりです。こんな時だからこそ、しっかりじっくり戦術を考え、経営資源を最大に有効活用出来る戦略が必要です。

自宅近所の朝日を浴びている桜の木です。

今年も満開の花々で、近隣の人達に安らぎと微笑みを提供しました。

桜の花言葉は(精神美)です。まさに今、この時にぴったりの言葉だと思っています。今こそ我々日本人の心、魂を一つにしてこの難局を乗り切って行く時です。また日本に住む多くの外国人の方と手を取り合いさらに協力して行く時です。そしていつの日か、あの時は大変だったよねって、笑ってみんなで話しが出来る日が来ることを信じ、共に前進して行きましょう。

かつての明治維新の偉人たちのように、我々もこの震災を乗り切り、新たな時代、新たな社会への架け橋となるべく、さらなる知恵と行動力を発揮して参りましょう!みんながんばろう!

雨ニモマケズ、風ニモマケズ
詩人 宮沢賢治

いつまでもしぼんでちゃいけません!

数多くのイベント等が本災害を受けキャンセルになっています。もちろん物理的な問題があったり、様々な意見があることは承知しています。実際私も、とてもそんな気分にはなれませんでした。ですが、しかし、いつまでもこのような状況下ではますます日本がしぼんでしまいます。そろそろ自粛モードは解除して、経済の活性化を力強く促進して行くべきだと考えます。

経済の活性こそが、被災地に向けての大きな復興の一助になる事を、我々企業人は心に刻まなければいけません。企業はこのような状況下でも利益を出せる体質に変えていかなければいけません。利益を出し納税をしていくことで国力を回復し、その税金を被災地の新たな復興に向け、新たなコンセプトに使って頂く事が大切だと思います。

産官学、そして市民が1つとなり、大きな目標である「新しい地方の誕生」に向け取り組んで行くところに、世界もまた注目し、より一層の知恵と力、そして援助の手を差し伸べてくれる事と思います。他人を蹴落としてでも、お金儲けと成長こそが全てだったある意味(古き良き時代)を見直す時だと思います。

どんなお年寄りでも子供でも、安心して暮らせる街づくり。一人ひとりが「幸せ」と感じる事が出来る街づくりをぜひ推進して頂きたいものです。このような事を言っては本当に申し訳ないのですが、これを機に新たなコンセプトで街づくりを展開し、先進諸国が抱える共通の悩みや問題などを克服して行けるような街づくりを展開して頂きたいと思います。

被災車両撤去の準備のため東北に入ります。業界を挙げての総力戦です。数十万台あるとも言われる被災車両。長期戦になることは間違いありません。また、それらの被災車両には様々な思い出が一杯詰まっているはずです。一台一台に祈りを運び、丁寧に片付けさせて頂きたいと思います。

被災地の方々が一日も早く元の生活に戻れるよう、、大変微力ではありますが協力させて頂きます。がんばろう日本!がんばろうみんな!

みんながんばろう!

福島原発事故により、避難生活を余儀なくされている友人の所に顔を出すため、先日新潟県の海岸沿いにある、とある場所まで行ってきました。会社規模も事業内容もエコアールより遥か上を行っている同業者ですが、自分のことを兄貴と言って慕ってくれる友人であり、弟のような存在です。

少しでも元気と勇気を与えよう!そしてエールを送り、この難局を乗り越えてもらう!そして何より、自分たちの少ないながらの知恵や経験、経営資源を活用してもらい、少しでも会社復興の役に立てて頂こうと思い訪問させて頂きました。

本拠地の南相馬市を離れ、仕事も出来ず、未来の展望も開けず、本当に大変な思いをされている。さぞかし気を落としているだろうな・・・と、みんなを憂うあまり、正直心が沈みました。しかし、自らに喝を入れ、笑顔をつくり、ドアの前に立ちました。

でも部屋に入った瞬間、そこには元気いっぱいの友人と、元気いっぱいの社員さんたちがいました。友人は紙に手書きで書いてくれたウェルカムボードを両手で掲げ、ようこそー!いらっしゃーい!と、元気いっぱいに歓迎してくれました。

1階食堂の一角につくられていた仮事務所。壁には大きな紙に書かれた元気事務所の紙が掲げられていました。勇気と元気を与えに行ったはずの自分が、逆に元気と勇気を頂いてしまいました。みなさんのとっても元気で明るい笑顔と、大きなあいさつを聞かせて頂く事が出来て、本当に感動しました。

これはエコアールのみんなで書かせて頂いた寄せ書きです。

気持ちを込めて書かせて頂きました。

この寄せ書きと、心ばかりの支援物資、

そして社員のみんなで集めた義援金を、届けさせて頂きました。

地震、津波、そして原発の三重苦を抱えている友人たち。幸いにも、津波による会社の被害は最小限で留まっていました。今日からでも稼働は出来るのに、避難区域のため中に入る事が出来ない。また、入る事が出来たとしても、見えない大きな敵、放射能との戦いが待っています。仕事があるのに仕事が出来ない、一緒に働いてくれる仲間もいるのに、働けない。動いてくれる機械もあるのに動かせない・・・

経営者にとって、こんな辛いことはありません。友人も本当は不安で不安で仕方ないと思います。でも、泣き言一つ言わなかった、最後まで社員とお客様を考えていた、そして何より家族とご両親を考えていた。さらにこんな状況下においても、俺はツイテル男だと胸を張って言っていた。命あるだけで十分。そして私に、「有り難う」という文字を書いて見せ、この意味本当に深いよねって教えてくれました。

念ずれば花開く。これは自分が最も大好きな格言の一つです。もちろん、念じているだけでは何も変わりませんし、何も動きません。しかし、繰り返し「念ずる」ことによって、自分の思いが定まってきます。自分の「思い」が定まった時、その思いが「行動」へと変化するのです。確固たる信念こそ、己を奮い立たせる原動力となるのです。

こんな状況下でも、前を見てポジティブに考え、何とかできると信じ行動し、すでに「形」として実績を出している友人たちに自分は脱帽しました。そして微力ではありますが、エコアールとしても協力させて頂き、一日も早い復興を共に成し遂げ、また良きライバルとして共に刺激し合える仲間になりたいと考えています。

One for all, All for One.

(1人はみんなのために、みんなは1人のために)。

みんな、心に太陽を掲げがんばろう!