先週のブログに不具合がありましたことに先ずお詫び申し上げます<m(__)m>
どうも画像に不具合があったようですので、改めて再度掲載させて頂きますのでよろしくお願いします!
尊敬する会社の一つ、ホンダの創業は1946年の終戦後すぐだそうです。
ホンダは創業以来数々の経営危機を自らの技術とアイディアで乗り切って来られました。
ホンダを襲った経営危機
① 1954年~55年 二輪車メーカーが次々と倒産
② 1970年 N360 欠陥車騒動
③ 1990年~94年 バブル崩壊
④ そして、2008年夏から続いている金融危機。。。
これらの危機を救った素晴らしい名車の数々
① 1958年
スーパーカブ 大ヒット
生産台数なんと2008年時点で累計6,000万台を突破、輸送用機器の一シリーズとしては世界最多量産・販売台数を記録している夢のバイク!
モータリゼーションの歴史上、四輪自動車分野のT型Ford、VWに匹敵する貢献を残した二輪車。
しかも現在も生産が続く日本を代表するオートバイ。通称カブ号の名で今も国民から愛されている名車。

② 1972年 シビック 大ヒット
国内外のマーケットで大ヒット。これによりホンダ1300の大失敗で四輪撤退が囁かれていたホンダが見事に復活。
国内においては大型のトヨタ・クラウンや日産・スカイラインなどに乗っていたユーザーをシビックにダウンサイジングする現象を起こした奇跡の小型車。
まさにこの時期から環境にコミットしたホンダの姿勢が伺えたのでした。
初代シビックの人気はその後全く衰えずに第一次オイルショックや米国で施行され世界の自動車業界を震撼させたマスキー法などで排ガス規制が追い風となり、アメリカでも大成功をおさめたのです。
③ 1994年 オディッセイ 大ヒット
ミニバン元祖ともいえるオデッセイ。バブル崩壊後の経営危機を見事救った夢のRV車。ホンダが放つRV車第1段とし て、94年デビュー!当時このオデッセイを見た瞬間、あっ、これは売れると思いました。そして、すぐにオデッセイは日本にミニバンの大ブームを巻き起こすきっかけとなる大ヒット作となりました。
車内ウォークスルー、そして広大なキャビンスペースとセダン顔負けのハンドリングの両立に成功したオデッセイ。その後もステップワゴン、フィットの登場、そして今回、まさに起死回生となるインサイトで今まさに100年に1度の金融危機から脱出しようとしています。

④ 2009年 インサイト 大ヒット
もちろん、インサイトの発売だけでなく、様々な経営努力を経営者と社員が一体となって、現在も改革を断行されています。水面下(赤字)だけは避けるとの、力強い福井さんのお言葉が今でも脳に焼き付いてます。
このインサイト、聞いた話しによりますと、輸入車や高級車からの乗り換えが非常に多いそうです。それはなぜか?今回の金融危機で経営やお財布が厳しくなった方々が、一目で環境に優れたクルマとわかるので、世間体を気にせずに、またご自身のプライドも傷つかずに乗り換える事が出来る素晴らしいクルマなのだとか。
そんなプライドも世間体も、地球にやさしい、環境にいいというキーワードが全部解決してくれるんですね。

ホンダはこのような数々の試練を自らの技術と戦略、そしてアイディアや開発体制、そしてある意味 ( 運 ) で乗り越えられてきたのでしょうね。今後は新伊藤社長体制の元、さらに技術力を前面に出して経営されて行く事でしょう。
そろそろ新型プリウスも登場です。価格もガーンと下げてきました!そして、他メーカーさんもこぞって環境対応車をリリースしてきます。まさに環境対応車販売大戦争の始まりです。今後の各自動車メーカーさんの動向が見ものです。
そして最後に、みなさんの声がひしひしと伝わってきます。
石井、お前呑気に雲の上の会社を評論している暇あったら、自社強化に全力を尽くせ!・・・と。
さぁ、今週もガンバッテいきましょうー(^◇^)/
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